第18回例会ではクラウド型業務改善ツールについて学びました

皆さま、こんにちは!幹事の楠田です。
それでは今回はクラウド型業務改善ツール「KAIZEN FARM」と人工知能活用のレポートをさせていただきます。
近年の中小製造業はデジタルツール活用により進化を遂げる過渡期となっています。業務自体がその人の仕事のように属人化していることが多くあります。そこでデジタルツールにより、文章での見える化を目指したマニュアル作成するツールです。

1.今回の個人的な感想

業務改善ツール「KAIZEN FARM」は、改善ハブとして業務全体像把握(業務の可視化)を行った後に属人化解消、課題抽出、業務改善という流れになっています。そのため、1つのフォーマットを皆で共有できるメリットがあります。
これが時間をかけて定着すれば業務の見える化へとつなげることができます。結果としてマニュアル化、RPA解析、分析ダッシュボード、業務改善につなげることが期待できます。ただし、定着されるまでに時間を要するように思います。

2.今回の内容について

今回の内容は以下のとおりです。

(1)教えてもらったこと

システムからchatGPTへの展開など、業務の幅を広げていけることに気づきました。

(2)このツールによって企業が得られるメリット

文書化の手間削減、新しい発想への転換、技術承継など

(3)導入に向けての企業の課題

自走型になっているため、業務全体像把握することが大変である。

(4)中小企業診断士が支援できること

1.業務の見える化されるまでの業務分類
2.業務詳細項目記載に関する考え方の伝授
3.業務の付加価値拡張へのお手伝い

3.まとめ

今回の業務改善ツールは、改善ハブとして業務全体像把握することが重要である。これが完成することにより、活用方法は拡がると考えます。そのため、無料版活用に時間をかけて以降に拡張することが有効活用のカギだと考えます。