第13回の月例では国産AIツール『Neural Network Console』について学びました

 

皆さま、こんにちは!会計担当の尾形です。
日進月歩のAI業界ですが、足元ではやや停滞感を感じています(個人的意見です)。これは海外では著作権の問題から訴訟が起きていたり、産業界もどうAIを活用するか、また容認していくか、などコンプライアンス面の課題が出切っていないためと思料しております。
そこで今回は安心して使える?「商用利用OKのデータでつくった国産AIツール」を学びました。
ソニー製AIツール「Neural Network Console」をレポートします!

1.今回の個人的な感想

国産AIツール「Neural Network Console」について学びました。
・商用利用OKに特化した製品内容
・利用者が取っつきやすいノーコードモデル
・開発後のコストを抑える従量課金制
など、国内企業の嗜好を抑えた仕立ては、流石のSONY製と納得させられました。
一方で活用方法が画像判断や画像鮮明化など、まだ代替手段の多いものに留まっている印象を受けました。これはAI全般に言えることですが、スペックの可能性と潜在能力ばかりが先行して、産業革命を起こすような有効活用には至ってないと感じました(個人的な意見です)。
ということは、これぞ現場で活用、試行錯誤する中で新たな活用法を生み出すことがイノベーションに繋がるのだろう、と中小企業診断士が関わるべき分野の解像度が高くなりました。

2.今回の内容について

今回の内容は以下のとおりです。

(1)教えてもらったこと

・AIの歴史、現状、AI業界での当該AIツールの立ち位置
・AIの発展とコンプライアンス(著作権、商用利用など)の壁
・画像認識AIの仕組み
・Neural Network Consoleを使った画像認識AIの制作方法(ノーコード)
・料金形態や事例集

(2)このツールによって企業が得られるメリット

・製品エラーをチェックするなどの作業をAI代替できる(人件費削減)
・ノーコード制作によりAI導入のハードルが下がる
・AIによる画像鮮明化により、見落としのリスク(人的リスク)を軽減できる

(3)導入に向けての企業の課題

・ノーコードではあっても全くAIの知見がない企業が導入するのは難しい
・開発コストの見通しが立ちにくい(開発内容や工数による従量課金)
・現状は大学、大手企業向けの製品である

(4)中小企業診断士が支援できること

・AIに知見のある診断士による導入支援が可能
・中小企業の現場ニーズを汲み取り、あらたな活用法を提案
・自社内にAI人材を獲得維持することが難しい企業に対して、外注AI担当を担う

3.まとめ

未だ黎明期と言えるAIの実地活用において、国産かつコンプライアンス面が担保された製品は、中小企業診断士が安心して導入推進出来るモデルと言える。中小企業にとってはまだ敷居の高いAIであるため、その間を埋める役割を担っていきたい。