第10回の月例では言語モデルを活用した情報管理ツール『Notion AI』について学びました

 

こんにちは、代表の山上です。

最近、ChatGPTなどの生成AIが世間を騒がせています。
あらゆる作業が効率化できる」「人間の仕事が奪われる」など様々なことが言われていますが、私たちはAI時代にどう向き合っていくべきでしょうか。

今回は、生成AIを日々の業務で使いこなしている西本文雄さんから『Notion AI』をご紹介いただき、イマドキの中小企業診断士の仕事のしかたを学びました。

1.今回の個人的な感想

プロの経営コンサルタントとしてご活躍の西本さんが、ご自身の業務をいかに効率化しているか、実際の操作を見ながら学ぶことができ、とても参考になりました。
Notion AIを導入すれば、これまでの仕事のしかたが変わり、著しく作業時間を短縮できることが容易に理解できました。
また、生成AIはまだ発展途上であり、特性を理解して使いこなす力が必要なことや、今後提供されるAIサービスも注視すべきことを教わりました。
これからは私自身の業務でも、生成AIを積極的に活用していきたいと思います。
さしあたり、久しく休載していたブログの執筆を再開することから始めてみます。

2.今回の内容について

今回の内容は以下のとおりです。

(1)教えてもらったこと

・Notionは「書いて、考えて、整理して、共有」を実現する情報管理ツールである
・文字、画像、表などの「ブロック」と、ブロックを集めた「ページ」で構成され、快適にドキュメントが作成できる
・プロジェクトやタスクの管理、チーム内での共同編集、Web公開などができる
Notion AIはChatGPTと異なり、Notion機能との連携に特化している

(2)このツールによって企業が得られるメリット

・ブログ執筆:入力した要求に応じた文書のタイトル、構成、内容を出力できる
・議事録作成:メモや文字起こしデータから、要約した文書を生成できる
・アイデア検討:一般的なアイデアを羅列しグルーピングすることで、独自のアイデアを考え出すのに役立つ
・文章校閲:文書の誤りや不備をチェックできる

(3)導入に向けての企業の課題

・生成AIの回答は必ずしも正確でないため、自分なりの表現に修正や微調整する
・プロンプトを試行錯誤して期待するアウトプットが得られるようにする

(4)中小企業診断士が支援できること

・最適なAI機能×アプリの組合せを追求する(Microsoft Copilotが本命?)
・ノンコア業務での活用など、導入した企業がどう生かせるかを整理する

3.まとめ

今後はさらに、生成AIが仕事や暮らしに浸透していくことでしょう。
Notion AIをはじめとする生成AIを活用して効率化を図りながら、浮いた時間で価値を高めるといった仕事のしかたにシフトしていきたいと思います。
次回はオリエンテーションです。
AI時代における「ひょうデジ」のあるべき姿を一緒に考えましょう。