第39回例会では、当研究会の今後の活動方針と「分科会導入」について議論をしました。

皆さま、こんにちは。広報担当の中山です。
12月22日の研究会では、「今後の活動方針と分科会導入」をテーマに、研究会の将来像や運営の在り方について意見交換を行いました。研究会が4年目を迎える中で、参加率や活動内容の質を高めるため、アウトプットを重視した新たな取り組みへの転換について議論しました。
1.今回の個人的な感想
これまでのインプット中心の活動から一歩進み、参加者一人ひとりが関与し、成果を生み出す研究会へ進化していこうとする前向きな議論が印象に残りました。特に分科会という形でテーマを絞り、継続的に取り組む方針は、会員の学びと実践の双方を高める有効な仕組みであると感じました。
2.今回の内容について
それでは今回の内容は以下のとおりです。
(1)教えてもらったこと
・研究会の活性化には「参加しやすさ」と「アウトプットの機会」が重要であること
・テーマを明確にした分科会形式により、主体的な活動が促進されること
・情報共有や議論を支えるコミュニケーションツールの役割の大きさ
(2)この技術によって企業が得られるメリット
・分科会活動を通じた参加率・エンゲージメントの向上
・調査・整理・事例共有を通じた会員のスキルアップ
・成果物の蓄積により、研究会としての価値や発信力が高まる点
(3)導入にあたっての課題
・分科会活動を継続させるための運営負荷や役割分担
・情報共有ツールの定着と活用ルールの整備
・調査研究や対外活動における負担感への配慮
(4)中小企業診断士が支援できること
・公的施策やDX動向の整理・解釈による知見の共有
・デジタル導入プロセスや生成AI活用に関する実践的な知識の体系化
・企業ヒアリングやアンケートを通じた現場課題の抽出と解決提案
3.まとめ
今回の研究会では、今後の活動方針として分科会導入を軸に、アウトプット重視の研究会へ移行していく方向性が共有されました。
Slackの試験導入や調査研究事業への検討など、新たな挑戦も視野に入れつつ、会員の主体的な関与を促す研究会運営が期待されます。今後の分科会活動を通じて、研究会としての価値創出がさらに進むことを感じさせる内容でした。

