第9回の月例ではRPAツール『RoboTANGO』について学びました

ひょうごデジタル経営研究会第9回

ひょうごデジタル経営研究会第9回

皆さま、はじめまして!ひょうデジの事務局を拝命しております、西本と申します。

これまで、令和4年度の当研究会の活動では、超売れているテクノア社製の生産管理システム「Techsシリーズ」、そしてローコードシステムとして3大アプリであるサイボウズ社製「kintone」、Google社製「AppSheet」、Microsoft社製「PowerApps」というパワフルなツールを学習しながら、中小企業への導入課題について議論する内容で進めてきました。

そして令和5年度の最初の月例は、RPA活用事例として『RoboTANGO』の機能と導入課題についてでしたので、そのレポートをさせていただきます。

1.今回の個人的な感想

今回は販売元であるナレッジスイート株式会社からゲストスピーカーに登壇いただき、本ツールの詳しいご説明と活用事例についてお話をしていただきました。そしてそこから質疑応答、さらに参加メンバー間のディスカッションの中で、多くの気づきを得ることができました。

結果的にこのツールを使うには一定の条件が必要で、逆にその条件に合うよう我々中小企業診断士が前裁きをする必要があるとの結論になりました。

つまり、ツールと支援のセットであれば、企業は多くのメリットを享受できるのではないか、と。

デジタルツール導入に際し、我々はどういったことに着目し、どんな支援提供が必要とされるのか?

やはり先端ツールの情報を得た後の中小企業診断士によるディスカッションによって、本質的な支援の実状に近づけるところが、当研究会の月例の面白いところです。

さて、その結論が具体的にどんなところに落ち着くのか?は、当研究会に入会してアーカイブ動画を閲覧いただくと「なるほど!」と手を打っていただけるのではないか、と思います。

2.今回の内容について

 それではデジタルの研究会らしく、今回の月例の後日閲覧用動画から抽出した音声から「AI GIJIROKU」で文字起こしをした後、Notion AIを使って箇条書きを指示してみました。実際の現場とはちょっとニュアンスと臨場感が違いますが、内容的にはまぁまぁ合ってますので、今日のところはこれくらいで勘弁してあげたい?と思います、笑 ひょうごデジタル経営研究会第9回

 

(1)ゲストから教えてもらったこと

  • RPAとは、デスクトップ上のパソコンで作業代行ができるツールである
  • RPAは、繰り返し行われる面倒な業務を自動化することができる
  • 弊社のRoboTANGOは、簡単でシンプルなRPAツールである
  • プログラミングの知識がなくてもRoboTANGOを使うことができる
  • 他社RPAと比べてRoboTANGOは、より使いやすくコストパフォーマンスが高い

(2)このツールによって企業が得られるメリット

  • ルーチンワークを自動化することができる
  • 作業時間の短縮が可能である
  • 人的ミスが減るため、作業の正確性が向上する
  • 作業負荷が軽減され、従業員のストレスが軽減される
  • 作業時間が短縮されるため、生産性が向上する

(3)導入に向けての企業の課題

  • RPAによって自動化できる業務が限られるため、自動化できる業務を選定する必要がある
  • RPAの導入には一定のコストがかかるため、コスト対効果を慎重に検討する必要がある
  • 導入にあたっては、やっぱりIT部門との連携が必要である
  • RPAを導入するにあたっては、従業員の教育やトレーニングが一定程度必要になる
  • 一方でRPAのシステムを開発したり、カスタマイズする場合には、専門知識が必要であるため、技術者が重要になる

(4)中小企業診断士が支援できること

  • RPAの活用についてアドバイスを行うことができる
  • 導入前の業務分析を行い、自動化できる業務の特定を支援することができる
  • RPAを導入するためのコスト対効果分析を行うことができる
  • IT部門との調整をサポートすることができる
  • 従業員のトレーニングプログラムの設計や実施を支援することができる

 3.まとめ

これからはAIを使いこなしてなんぼ、ですよね。次回は小生が登壇させていただき「Notion AI」についてのお話をさせていただきます。現在、注目が高まっている人工知能の現状、そしてそれを業務で使うとどうなるのか?について、当日まで実試験を積み重ねながら、業務への活用可能性について解説をしたいと思います。ぜひ、お楽しみにお待ちください♪

ひょうごデジタル経営研究会 事務局 西本文雄

 

次回のカリキュラム> ひょうごデジタル経営研究会(第10回)

また、ご入会をご希望な方は、『当研究会について』をご覧の上、条件が満たせるならばオブザーバー参加をお申込みください。

企業支援に向き合うあなたにこそ、ぜひこの研究会を使い倒していただければと思っています。
それでは、あなたの積極的なアクションを心よりお待ちしております。